2日目 残雪の北アルプス 槍ヶ岳-穂高岳 2008年6月15日ー17日


 槍と雷鳥  さあどこでしょう?
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 さて今日はキレットを越えて北穂から穂高岳山荘までの予定。キレットの狭い岩稜にどの程度雪があるかで
 時間は大幅に変わってくる。見た目にはほとんどなさそうなんだが。


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6月16日(月) 槍ヶ岳-南岳ー北穂高岳
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03:30 起床
05:14 槍ヶ岳
05:43 槍ヶ岳山荘
06:56 槍ヶ岳山荘発
07:24 大岳
08:06 中岳
09:04 天狗原分岐
10:35 南岳小屋南
11:13 南岳梯子下
12:26 A沢のコル
14:16 北穂小屋



日の出は4時半、同室のお兄さんが3時に目覚ましを鳴らすもんだから早めに目を覚ましてしまった。
外は少し雲があるが日の出は見えそう。 ここからは槍の穂先の陰になるので、大喰岳のほうに向かい
日の出を待つ。 風は弱く寒さはもう厳しくない。日の出近くになると雲も無くなり絶好の天気となる。
          槍ヶ岳の朝焼け
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大喰岳の途中から槍
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食事は6時なのでその前に槍の穂先に上る。ウン十年ぶり、人は少ないのでらくらく登れる。
頂上からは360度のパノラマ。北は鹿島槍、五竜、唐松まで見える。南は北岳、富士山その左に八ヶ岳も。

    槍ヶ岳山頂から薬師 水晶 剣岳 右奥に 爺ガ岳、鹿島槍を望む  (クリックすると大きくなります)
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    笠ヶ岳と槍の陰 下は槍ヶ岳山荘
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    槍ヶ岳山頂から穂高方面
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    槍の穂先の梯子 (下りコース)
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さあいよいよ穂高に向けて出発。大喰付近は結構雪が多い、最初のうちはアイゼンをつけたが、陽が上がるにつれ柔らかくなるので、その後はアイゼン無しでOK
大喰岳から槍
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実に気分がいい、天気は良すぎ。じりじりと照り付けるので日焼け止めをしっかりつける。
 (私は肌が弱いので日焼けすると極度の疲労となり、翌日はぐったり。今回はその予防をしっかりと)
    これから歩く中岳、南岳の稜線
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中岳付近
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中岳を過ぎたところで大きな雪田、行く方向は雪庇、右に回りこむと抜けられそう。
その下の斜面でグリセードで遊ぶ。こりゃ、楽しい~。滑った後を見ると下手さ加減がわかる。
    グリセードで遊ぶ
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気持ちいい雪田  ガスった時はわかりにくい場所
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こんなに天気がいいのに雷鳥が登山道でうろうろ、まだ子供はこれからみたいだ。
全く逃げないので写真は撮り放題。

今日は穂高岳山荘まで行く予定だったが、穂高岳山荘は5月連休明けに泊ったばかり。
同じ小屋に二度泊まるよりは別の小屋がいいか。、北穂山荘の食事はうまいし、北穂小屋の上はすぐ頂上で
連れが星の写真を撮るのは絶好などの理由で急遽、北穂小屋までに変更。

翌日が長くなるのが難点だが。でもそれならゆっくり行こうと昼寝をすることになった。
6月の3000mの稜線でTシャツで昼寝が出来るとは。こんな贅沢は無い。
人は全く通らないので登山道の真ん中で昼寝。笠ヶ岳、白山を正面にしばらくゆっくりする。(ゆっくりしすぎ)
      雷鳥のメス もうほとんど夏毛になっている
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オス
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南岳小屋を見下ろすWebカメラの横を抜ける。南岳小屋はまだ営業前、
冬季開放の小屋以外はしっかりと閉まっている。小屋の少し先のキレットを見下ろす場所でまたまた大休憩。

昨日、槍沢小屋付近ですれ違った2人は南岳に行ってきたといわれていたが、天狗原経由なのか、その付近に2人ほどのトレースが残っているだけで、他の場所は全くトレース無。
      南岳小屋 (今の時期はまだ休業中)
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横尾谷と涸沢への道
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ここの下りの梯子は記憶にあるが、それ以外の場所でも鎖がこれでもかというくらいついている。
     南岳の下り
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南岳の梯子
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さあ、ここから核心部、雪が狭い岩稜にどれくらいついているか心配だったがほとんどなさそう。
    降りてきた南岳を振り返る                
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長谷川ピークから続くキレット 雪はなさそう
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    キレット 岩稜のトラバース
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キレットの下り しっかり補助があるので大丈夫
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ここら辺から雲が出てきて涼しくなる。晴れていると暑いので曇ってきてラッキー とはちょっと贅沢な感じ。
     まだまだ半ば
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左は結構切れ落ちている
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     ヨイショッ!! 
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最後の北穂に突き上げる稜線に向けて左に平坦な稜線を行く付近から雪が出てきた。
最近歩いた人はいなさそうでトレースは無い。目印が見えているところもあるが、少しガスっているのでルートファインディングに手間取る。
雪が出てきた。すずし~い。
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最後の登り、リッジの部分が雪が少ないのでそれを登っていく。ここが雪だけで、クラストしていたら怖いところ。
ここで滑落したら横尾谷にまっしぐら。 でも今日は雪が柔らかく、融けている部分が多いので全く問題なし。
   リッジ沿いに登る。 
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あと少し
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早めに小屋に入り、ビールで乾杯。平日にこんな贅沢、最高の気分、たまにはいいかも。
やはり昼過ぎになると雲が湧いてくるがそんなに濃くは無く時々槍も見える。山頂に行くと前穂、奥穂も美しい。
   北穂山荘着 
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前穂北尾根
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この小屋の食事のよさは昔から。前来たときは自炊の素泊まり、そのときに見た料理で今度来るときは食事付にしようと思ったほど。やはりうまい。豚肉の生姜焼き、パスタも本格的、又サラダが、きゅうりの切り方もおしゃれ。キウイのデザート付とはにくい演出、渋い木造の部屋にクラシック音楽が流れている。
今日の泊り客は我々2人だけ、スタッフのほうが多いとは申し訳ないくらい。
    渋い北穂山荘内部
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ここの夕食はうまい! ビール付き?
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    夕闇の槍ヶ岳 
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今日も昨日と同様、日没と共に高かった雲が急激に消えて美しい夕焼けとなった。
涸沢ヒュッテや遠く安曇野の家の明かりも見える。明日も晴天のようだ。 


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